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【美味しく安心】冷凍ブルーベリーの注目ポイント6つ!

みなさんは、ブルーベリーにどのようなイメージをお持ちですか?
「健康に良さそう」「ケーキの上のアレでしょ?」

ブルーベリーの写真

一見、地味で謎が多いブルーベリーですが、最近、冷凍コーナーでよく見かけませんか?
実は、ジワジワ話題になっている冷凍ブルーベリー。
今回の記事では、そんな冷凍ブルーベリーの謎を解明します!
最後まで読んでいただくとあなたもブルーベリー博士になれますよ!

ブルーベリー畑の風景

自然の中のブルーベリー畑

1. ブルーベリーの健康への効果・効能

冷凍ブルーベリーは急速冷凍されているため、生のものとほとんど栄養に変わりはありません。

ただし、ブルーベリージャムは、生のブルーベリーと食物繊維やビタミンEの量は大きく変わらないものの、カロリーや糖質がかなり高くなるために食べ過ぎには注意しましょう。

①ブルーベリーに含まれる栄養素と効果

まず、ブルーベリーに含まれる主な栄養素をご紹介します。
つぎに、その栄養素の効果・効能をご説明します!

下記の表で明らかなようにナトリウム含有量が低く、脂肪分はほぼゼロです。
つまりカロリー控えめ!

栄養成分表

ブルーベリーのロゴ

アントシアニン

ブルーベリーの紫色の元となるポリフェノールの一種です。ポリフェノールとは植物の色素成分のことで、抗酸化作用が強く動脈硬化の進行を抑えて生活習慣病の予防に役立つといわれています。目の働きを活性化する作用を持つとも言われており、目の疲れや視力低下の予防にも効果が期待できます。

食物繊維

ブルーベリーに含まれる食物繊維の多くは不溶性食物繊維です。腸内環境を整え善玉菌を増やす働きがあるので、便秘解消効果が期待できますね。

ビタミンC

ビタミンCには、酸化防止作用があります。植物性食品からの鉄の吸収を促し、病気から身体を守るために免疫系が適切な働きをするのを助けます。傷の治癒にも役立ちます。

ビタミンE(α-トコフェロール)

ビタミンEにも酸化防止作用があり、免疫機能を高め、体内に侵入してくる細菌やウイルスを撃退、血管拡張を促し、血管内で血液が凝固するのを防ぎます。

マンガン

亜鉛・マンガンはミネラルの1種です。この2つは他のベリー類に比べ、特に多く含まれています。マンガンは、他のミネラルと協力して骨を丈夫にする働きや活性酸素を除去するために働きます。

亜鉛

亜鉛・マンガンはミネラルの1種です。亜鉛は、生きるために不可欠な酵素の材料になったり、細胞の生まれ変わりを促進したりと様々な働きをしています。

ブドウ糖

ブルーベリーの甘味成分であるブドウ糖や果糖は、体内への吸収が速やかで、素早く脳のエネルギー源となります。頭がスッキリし、仕事や勉強などへの集中力向上が期待できます。

(参考:厚生労働省e-ヘルスネット「栄養素と食品成分」より筆者による抜粋)

②1日の摂取量はどのくらい

摂取量の図

厚生労働省が定める「健康日本21」では、1日の果物摂取目標量を200gとしています。

ブルーベリーだけではなく他のフルーツとの合計ですので、他のベリー類と一緒に楽しんだり、朝はブルーベリー、おやつはバナナなどにしてもよいですね。

ブルーベリーの果皮には食物繊維などの栄養が豊富に含まれているため、皮ごと食べるのがおすすめです!!

かづの精果園のブルーベリーは皮が薄く種が気にならない品種です。思いっきり頬張ってくださいね。

注意事項の図

ただし、食べ過ぎには注意が必要です。ブルーベリー単体の1日の摂取限度量は200gです。食物繊維の過剰摂取はガス・便秘・下痢などの症状に見舞われる可能性があります。尿酸値を上昇させる成分が含まれており、大量摂取は痛風発作のリスクを高めることもあります。

適量であれば何の問題もありません。何事もほどほどに美味しく健康ライフを楽しんでくださいね。

2. 外国産と国産の違い

ブルーベリーを食べるのがいいのはわかった、でもどれを買えばいい?たくさんありすぎてわからないよ!!

というあなたへ、美味しくて安心できるブルーベリーの選び方注目ポイントその2をお伝えします。

ブルーベリーの購入方法は、店頭購入と通信販売の2種類が一般的です。

大きな傾向としては、店頭で大きな袋に入って比較的安価で販売されているものは外国産が多いようですね。

国産の、しかも生産者が誰かはっきり明示されているものはほぼ通信販売でしか購入できないです。

ご自身の食べ方、目的、好み、予算に応じて、しっかり検討してくださいね。

①外国産ブルーベリーの特徴

ブルーベリーが北米で商用栽培されはじめたのが1960年頃で、まだ歴史が浅くあまり世界に広まっていません。

その上ブルーベリーは耐寒性はあるものの暑さに弱く、栽培できる気候の制約の為生産国が限定されています。

生産国の図

結果として、ブルーベリー生産のうち、約半数はアメリカ産で、3割強をカナダ産が占めています。他はメキシコ、ポーランド、ドイツなどです。

さて、外国産ブルーベリーの特徴は何と言っても価格がお手頃なことです。鮮度に関しては、長距離輸送により新鮮とは言えません。生であれば徐々に栄養素も失われていきます。

ブルーベリーは本来日持ちがしにくい果物のうえ、収穫後に追熟することがないので、(バナナのように緑色で収穫して食べる頃には黄色く熟れているという現象)未熟な状態での収穫はできないのです。

②国産ブルーベリーの特徴

ブルーベリーは、追熟しないため収穫直後が一番の食べごろです。

新鮮なブルーベリーを味わう事ができるのが国産ブルーベリーの強みです。冷凍ブルーベリーも新鮮さは美味しさに直結しますね。

産地は、九州から北海道まで様々な地域で栽培されています。酸性土壌で水捌けが良い土質を好み、気温の寒暖差のある環境が栽培に適しています。生産地の様子がイメージしやすいのも安心材料です。

そして、生のブルーベリーを味わう事ができるのも国産ならではの楽しみです!かづの精果園でも収穫期に摘み取り体験を行っています。ぜひお出かけくださいね。

③農薬について

栽培の様子

国産・外国産問わず、使用されている農薬は厳しい法律で管理され、私たち消費者の手元に届いています。特に、ブルーベリーは、比較的、病害虫がつきにくく、慣行栽培では農薬散布回数が少ない果物の一つとされています。

かづの精果園では、風土を活かすことはもちろん、病害虫を一つ一つ手作業で取り除くなど、より安心してお召し上がりいただけるブルーベリーを栽培しています。

3. 生と冷凍の違い

生ブルーベリーと冷凍ブルーベリー。どちらも魅力的な味わいと食感です。

ブルーベリーの実

ブルーベリーの実は、熟す過程で色が徐々に変化していきます。初めは青々としていますが、だんだん紫がかってきます。熟したブルーベリーは、完全に色づいた紺碧色をしており、そっと触れても簡単に手に取れるほど柔らかくなっています。

ブルーベリーの表面に付いている白い粉。これは「ブルーム」と呼ばれ、熟した果実を害虫やウイルスから守るために自然に分泌されるものです。ブルームが付いていることで、果実を乾燥から守り、鮮度を保つことができるんです。

①生ブルーベリーの特徴

収穫したブルーベリー

収穫したてのブルーベリーは繊細で、正しい取り扱いをしないとすぐに品質が落ちてしまいます。速やかに冷暗所に移し、洗わずに保存します。ブルーベリーは水分に弱く、洗うことで腐敗しやすくなるからです。

また、完熟した実は少しの衝撃で潰れてしまう上に、日持ちもしません。生ブルーベリーの流通が少ないのはこういった事情にもよるのです。

収穫の様子

生ブルーベリーは7月~8月の収穫期、季節限定のお楽しみ。

ぜひ、かづの精果園の摘み取り体験にお越しいただき、とびきり新鮮で美味しい生ブルーベリーを召し上がってください。

②冷凍ブルーベリーの特徴

冷凍ブルーベリーは収穫直後のブルーベリーをマイナス20度で急速冷凍します。そのため、栄養素の変化は少ないのです。(ビタミンCは水に溶けやすい栄養素であるため、少しでも温度が上がると溶けた水分に流れ出て損失します。)

ていねいに選果し急速冷凍

そして!なんとブルーベリーの中に含まれるアントシアニンは、冷凍前より冷凍した後の方が数値が高くなるという結果が出ています。(参考:イギリスチェスター大学とレザーヘッド食品研究所共同研究、2013.10にMedical Daily誌に発表)

温度管理と密封状態に注意すれば、一年中美味しい冷凍ブルーベリーを食べることができます。

4. サプリメントと冷凍ブルーベリーの違い

ブルーベリーは目の健康や抗酸化作用で知られていますが、摂取方法には自然のままの冷凍ブルーベリーと、加工されたブルーベリーサプリメントがあります。この章では、その違いをご紹介いたします!

①冷凍ブルーベリーの特徴

1. 自然の栄養がそのまま!

冷凍ブルーベリーの「成分保持力」。冷凍ブルーベリーは収穫後すぐにされるため、ビタミンやミネラル、抗酸化物質がほぼ新鮮な状態で保持されます。加工による栄養素の劣化が少なく、サプリメントには含まれない微量栄養素やフィトケミカル(ポリフェノールなど植物に由来する生理活性物質の総称)も含まれ、自然そのままの果実を食べる冷凍ブルーベリーならではの魅力です。

2. シンプルな原料、余計な添加物なし

冷凍ブルーベリー

サプリメントには、カプセルの安定性や保存を守るために、人工的な添加物が含まれる場合があります。冷凍ブルーベリーは、添加物や保存料一切なしの自然食品なので、安心して摂取できるのも大きなポイントです。

3. 「食べる」という満足感

冷凍ブルーベリーはそのまま食べることができ、スムージーやヨーグルトに加えるなど、食べ方のバリエーションも豊富です。「サプリメントを服用すること」では得られない「食べる喜び」を得ることができ、毎日の習慣としても続けやすく、食生活を豊かに彩ります。

4. 手軽さとコスパの良さ

冷凍ブルーベリーは冷凍庫で長期保存が可能なうえ、リーズナブルな価格でも購入できます。サプリメントを継続的に購入するよりもコスパが良く、家族全員で健康的に楽しむことができます。

②サプリメントの特徴

1. 利便性の良さ、手軽さ

サプリメントは錠剤やカプセル、粉末など様々な形態で提供されているため忙しい生活の中でも手軽に摂取できます。また、リアル店舗での販売も多いため購入も容易です。

サプリメントの写真

2. ピンポイントの栄養補給

ブルーベリーサプリメント、アントシアニンサプリメント、ポリフェノールサプリメントなど、目的に応じた内容のサプリメントの選択が可能です。

3. 注意点

サプリメントは過剰摂取や飲み合わせによるリスクもあるため、適切な使用が重要です。

③まとめ

ブルーベリーの写真

「自然の力を、手軽に日常へ」
冷凍ブルーベリーは、自然の味わいと栄養をそのままに、新鮮さが維持されています。目の健康や美容、そして日々の健康維持のために、ぜひ「自然のまま」を選びませんか?

5. 冷凍ブルーベリーの保存方法

冷凍ブルーベリーに興味はあるけど、一度に大量に使いきれないし、どうしよう…
解凍する時の適した方法がわからない、いつまで保管できるのだろう?等々
意外と迷いがちな疑問についてご案内いたします。

①冷凍ブルーベリーの保存方法

生ブルーベリーの栄養素を損なわずに冷凍するのは「収穫直後に急速に低温冷凍」するのが一番です。かづの精果園ではこのような方法で冷凍し、皆さまに収穫したての冷凍ブルーベリーをお届けしています。

冷凍ブルーベリー

かづの精果園では、生ブルーベリーは生のままお楽しみいただき、冷凍ブルーベリーはプロが冷凍ブルーベリーに最適な方法で冷凍した冷凍ブルーベリーを購入されることをお勧めいたします。

とはいえ、市販の冷凍ブルーベリーの内容量は1キロや2キロなど大容量ですよね。
一度に使い切れない分は、ご家庭の冷凍庫で冷凍保存になります。
冷凍保存は、ジップロックなどの密閉容器や袋を利用します。

冷凍保存の様子

低温冷凍が守られていれば、ブルーベリー同士が氷でくっついて塊になることはありません。氷でくっつくのは、温度が上がって霜が溶けて水になったり、ブルーベリーから水分が溶け出したりし、その水が再凍結するときに起こります。

小分けにするのも、大袋のままでも使用予定に応じてお選びくださいね。
ただし、冷凍庫から出し入れの際の温度変化にはご注意ください。

②冷凍ブルーベリーの解凍方法

・ジャムなどの加熱調理に使用する場合→常温で30分ほど置く。
・ケーキなどのトッピングに使用する場合→冷蔵庫で30分ほど置く。
・スムージーなどを作る場合→解凍せずにそのまま調理すると冷たく、シャリシャリとした食感が楽しめます。

ブルーベリーの調理

電子レンジなどでの解凍は、急激な温度変化で実が破裂する事があります。また、せっかっくの味、食感、香りが落ちる可能性もあるのでおすすめしません。

再冷凍も品質劣化の可能性や、一度溶けたことで雑菌が増殖する衛生面の問題もあるのでNGです。

③冷凍ブルーベリーの賞味期限

ブルーベリーは生鮮食品になり、消費期限・賞味期限の定めはありません。
ただ、冷凍下であっても少しずつ風味は変わっていきます。
一年以内を目安にできるだけ早くお召し上がりくださいね。

6. かづの精果園の大粒ブルーベリー

かづの精果園では、苗の植え付けから収穫後にお客様のお手元にお届けするまでの全工程で責任をもって作業しております。

かづの精果園ロゴ

顔が見える生産者です。

①かづの精果園のブルーベリーの特徴

特徴1「100%国産」秋田県鹿角産完熟大粒ブルーベリー
特徴2「体にやさしい」農薬や除草剤を栽培期間中不使用の為安心・安全
特徴3「急速冷凍」採れたてを急速冷凍後マイナス20度で保管

大粒ブルーベリー

かづの精果園のブルーベリーはすべて地植えです。

ブルーベリーの栽培はポット植えや鉢植えという方法もあります。
ポット植えや鉢植えの方が管理や栽培の手間は地植えより何倍も楽です。
ポットや鉢の空間分しか根が育たないので、木も小さいです。
水や液肥はパイプの開け閉めで管理できるし、地面にはシートが敷かれているので雑草の心配もありません。

それでも、かづの精果園のブルーベリーはすべて地植えです。

ブルーベリー畑

何十年も整えられた果樹に適した畑の奥まで根を張って、大地の恵みを存分に吸い上げたかづの精果園のブルーベリーの樹々は、年々大きく育ち樹齢10年を越える頃には太く力強い樹勢となり、大粒の素晴らしいブルーベリーを実らせます。

かづの精果園では、ブルーベリーは農薬や除草剤を一切使用せずに育てているため草刈り作業は欠かせません。万一虫がついた時は、すべて手作業で取り除いています。

夏の水やり、冬の雪囲い、春秋の剪定。

栽培の様子

風通しや日照、枝ぶりなど、1本1本のブルーベリーに最適な剪定をブルーベリー職人が行います!

果実全体が深い紫色に染まり、軸の付け根の周辺が黒くリング状になってくれば、いよいよ収穫の時期。熟練の摘み取り部隊が完熟大粒ブルーベリーを1粒づつ丁寧に収穫します。

生で出荷するブルーベリー以外は、新鮮なうちに即、急速冷凍します。

②かづの精果園のブルーベリーご購入

「贈答に最適の特選ブルーベリー」
「お財布に優しいお買い得品」
「生活をゆったり楽しむ上質な大粒ブルーベリー」

など、生活シーンに合わせて各種ご用意しております。
かづの精果園ホームページからは定価より5%引きの特典価格でお買い求めいただけます。

 

→オンラインショップへリンク

③まとめ

ここまで「スーパーフード」ブルーベリーについて6つの注目ポイントを中心にご紹介してきました。ブルーベリーを今までより身近に感じていただければ幸いです。

ブルーベリーの生産者として、良いこと尽くしのブルーベリーが、もっともっと世の中に広がってほしいと思っております。

さて、この記事ではブルーベリーのアレコレやかづの精果園の大粒ブルーベリーの生い立ちをご紹介してきました。ほかの記事では皆さまからご質問の多い冷凍ブルーベリーを使用したレシピのご紹介や、摘み取り体験などのご案内もあります。ぜひご覧ください!